北大 12月14日 茶谷氏・土橋氏・荻原氏の著書の書評会

書評会:アリストテレス、教父そしてマクダウェル
―信の哲学との対話―
日時:2019年12月14日(土曜日)午後1時30分―7時
場所:北海道大学文系共同棟W517

13:30-15:00 茶谷直人氏(神戸大学)『アリストテレスと目的論―自然・魂・幸福―』(晃洋書房 2019)討論 進行(千葉惠 北海道大学)

15:15-16:45 土橋茂樹氏(中央大学)『教父と哲学:ギリシア教父哲学論集』(知泉書館 2019)討論

17:00-18:30 荻原理氏(東北大学)『マクダウェルの倫理学―『徳と理性』を読む』(勁草書房 2019)、討論

全体討論:進行 千葉惠

 趣意書
 本年、土橋、荻原、茶谷三氏による長年の研究の成果が多くの洞察とともに公刊されました。本研究会責任者千葉は昨年『信の哲学―使徒パウロはどこまで共約可能かー』(北海道大学出版会 2018)を公刊しましたが、そこでは三氏それぞれが取り組む問題と同一の或るいは関連する重なるところの大きい議論がなされ応答が企てられています。或る問いに対しては提題者と討論進行者の双方が異なる応答を展開し、理解に或る緊張をもたらしています。或る問いは討論者の著作では見られない興味深い補いとなる議論が展開されています。つきまして、三氏に呼びかけ、ここに書評会を実現する運びとなりました。活発な議論と有意義な進展が期待されます。関心の向きのご参加を心より歓迎いたします。
 ご照会は 千葉惠 k-chiba@let.hokudai.ac.jp まで。本書評会は科研基盤研究C(代表 千葉惠)「『信の哲学』英語版作成を介した負の知的遺産を克服するパウロの言語と心身の哲学」によるものです。

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