これまでのセミナー

第26回 ギリシャ哲学と宗教

      • 日時:2023年9月9日(土)・10日(日)
      • 早稲田大学 戸山キャンパス
      • 中西 恭子 氏 古代末期の新プラトン主義者のみた宗教と修徳
      • 土橋 茂樹 氏 三一神論における哲学概念の考察──ニュッサのグレゴリオスの Ad Graecos と Ad Ablabium の場合──
      • 金澤 修 氏 ギリシア哲学史のマージナル インド思想との接触事例の考察
      • 出村 和彦 氏 欲望・意志、「心」の癒し──ギリシア哲学とアウグスティヌスの間──
      • 千葉 惠 氏 アリストテレスはナザレのイエスを預言した──「エウダイモーン(幸福者)」と「マカリオス(祝福者)」──

 

第25回 アリストテレスの形而上学

      • 日時:2022年9月10日(土)・11日(日)
      • 桜美林学園 町田キャンパス

《主題研究》

      • 文 景楠 氏 Λ前半部の展開
      • 今井 知正 氏 『形而上学』Δ巻第7章1017a22-30の問題
      • 岩田 圭一 氏 アリストテレスにおけるウーシアーの優位性について
      • 中畑 正志 氏 世界の豊穣性──デュナミスと本質(Part 1)

《ミニシンポジウム》:アリストテレスの形而上学とは?

《自由研究》

      • 橋場 弦 氏 伝アリストテレス『アテナイ人の国制』の伝承と受容:レンボスのヘラクレイデスの場合

第24回 プラトンのエロース論

      • 日時:2021年9月4日(土)・5日(日)
      • オンライン

《主題研究》

      • 脇條 靖弘 氏 プラトンの恋におけるパートナーの役割
      • 山本 巍 氏 エロスは前進する劣等生 ―プラトン『饗宴』から―
      • 三浦 太一 氏 プラトン対話篇『パイドロス』におけるエロースと自己把握の関わりについて
      • 一色 裕 氏 『パイドロス』におけるイソクラテスの現存から考える、エロースの発現の基礎としての美的説得の問題

《自由研究》

      • 野津 寛 氏 アプレイウス『変身物語』とプラトンのテキスト

 

第23回 パイデイアと哲学

      • 日時:2019年9月14日(土)・15日(日)
      • 会場:埼玉大学

 

      • 立花 幸司 氏 二人のソクラテス
      • 柿田 秀樹 氏 イソクラテスのキュプロス演説におけるパイデイアと哲学(レトリック)
      • 田中 一孝 氏 プラトン『法律』篇における教育の心理学
      • 木原 志乃 氏 ヒッポクラテス医学におけるパイデイア
      • 安西 眞 氏 Socrates, Achilleus, Aidōs: Plato, Crito 44a10-44b3

第22回 アリストテレスの魂論

      • 日時:2018年9月8日(土)・9日(日)
      • 会場:国士舘大学(世田谷キャンパス)

《主題研究》

      • 斉藤 和也 氏 アリストテレスにおける感覚の問題
      • 渡辺 邦夫 氏 付帯的知覚と「知」
      • 松浦 和也 氏 知性の離在性について
      • 伊藤 克己 氏 「たましい」が「離されうる」ことについて ― アリストテレースにおける第一の哲学と第二の哲学

《自由研究》

      • 三上 章 氏 ケンブリッジ・プラトニストの宗教の哲学的霊性 ― 説教・講話における聖句と古典テクストの交互的引用の手法

 

第21回 プラトンの「イデア論」

      • 日時:2017年9月9日(土)・10日(日)
      • 会場:学習院大学(目白キャンパス)

 

      • 関村 誠 氏 プラトンにおける分有論と美の到来 ―『ヒッピアス(大)』から『パイドン』へ ―
      • 飯田 隆 氏 タイプとイデア ― 幾何学的対象の存在論 ―
      • 早瀬 篤 氏 Εἶδος と ἰδέα の離在・内在について
      • 田中 伸司 氏 プラトン『国家』第10巻においてなぜ詩人の追放が語られるのか
      • 田坂 さつき 氏 知識の定義とイデア論 ― プラトン『ポリテイア』と『テアイテトス』をめぐって ―

 

第20回 哲学のすすめ(Protreptikos)/なぜいまギリシャ哲学か―回顧と展望―

      • 2016年9月17日(土)18日(日)
      • 国際基督教大学(ICU)

《主題研究》: 哲学のすすめ(Protreptikos)

      • 近藤 智彦 氏  活動としてのテオーリアー―アリストテレスからキケロへ―
      • 朴 一功 氏  ソクラテスが哲学をすすめる理由
      • 小島 和男 氏  アプレイウスによる哲学のすすめ

《シンポジウム》: なぜいまギリシャ哲学か―回顧と展望―

      • 田中 享栄 氏  ギリシャ哲学の翻訳が日本語をつくる
      • 荻原 理 氏  ギリシャ哲学研究と哲学
      • 森 一郎 氏  どこまでわれわれは哲学をすすめられるか

 

第19回 アリストテレスの動物学

      • 日時:2015年9月12日(土)・13日(日)
      • 会場:法政大学(市ヶ谷キャンパス)

 

      • 伊藤 雅巳 氏 『動物誌』における「類」について
      • 廣野 喜幸 氏 生命概念(ゾーエーおよびビオス)からみたアリストテレス生物学の特徴
      • 茶谷 直人 氏 アリストテレスにおける動物の目的論をめぐる諸考察
      • 坂下 浩司 氏 アリストテレスの生物学著作における三つのピュシス概念 ―「自然は無駄なことをせず最善のことをする」という言明を中心に―
      • 金子 善彦 氏 動物の知性 ―『動物誌』にみるその位置づけと「擬人化」の問題 ―

 

第18回 プラトンのコスモロジー

      • 日時:2014年9月13日(土)・14日(日)
      • 会場:立正大学(品川キャンパス)

 

      • 中村 健 氏 プラトン『ティマイオス』における天体の運動について
      • 瀬口 昌久 氏 宇宙の造り手とは何か ― プラトンのコスモロジーのなかのデーミウールゴス
      • 土屋 睦廣 氏 デーミウールゴスの変容 ― カルキディウス『ティマイオス注解』における神
      • 和泉 ちえ 氏 ザ ロング アンド ワインディング ロード ― プラトン『ティマイオス』執筆動機を巡って
      • 田中 裕 氏 プラトンとホワイトヘッド

 

第17回 ソフィスト思潮

      • 日時:2013年9月14日(土)・15日(日)
      • 会場:東洋英和女学院大学(横浜キャンパス)

 

      • 堀尾 耕一 氏 哲学的弁論術と第二のソフィスト術
      • 高畠 純夫 氏 国制を見る眼
      • 長友 敬一 氏 プレオネクシアへの志向
      • 納富 信留 氏 「ソフィスト思潮」とは何か?
      • 葛西 康徳 氏 プラトンの「立法術」と『法律』について

 

第16回 アリストテレス『分析論(前書・後書)』

      • 日時:2012年9月8日(土)・9日(日)
      • 会場:國學院大学(渋谷キャンパス)

 

      • 河谷 淳氏 『分析論前書』B21における「知と不知」 の問題
      • 斎藤 憲氏 キオスのヒポクラテスと論証数学の発明
      • 国越道貴氏 科学と知識 ― アリストテレスの論証知の射程 ―
      • 千葉 恵氏 アリストテレスにおける発見的探求と何であるかの論証
      • 篠澤和久氏 アリストテレスの様相論理体系はどこに向かうのか?

        ―『前書』と『後書』のあいだ ―

 

第15回 プラトン『法律』

      • 2011年9月10日(土)11日(日)
      • 専修大学(生田キャンパス)

《主題研究》

      • 瀧 章次氏 プラトン『法律』篇の混合政体における「民衆政」の真意
      • 丸橋 裕氏「夜の会議」と法の支配 ― プラトン『法律』における国制の守護者たち
      • 荻原 理氏 『法律』第10巻903a-905dの、神による魂の再配置の話について
      • 天野正幸氏 プラトンの現実的理想国家論

《自由研究》

      • 吉田雅章氏 プラトン『プロタゴラス』篇再読 ― 349e1 sqq.の議論の意味を中心に


第14回 ヘレニズムの哲学

  • 2010年9月11日(土)12日(日)
  • 中央大学(多摩キャンパス)

《主題研究》

      • 樋笠勝士氏 ストア派の詩学
      • 山口義久氏 ストア哲学は禁欲主義か
      • 近藤智彦氏 カルネアデスの反正義論の射程
      • 兼利琢也氏 情念(論)の内と外

《自由研究》

      • 田島 孝氏 美の学問としての哲学


第13回 アリストテレス『弁論術』『詩学』

      • 2009年9月12日(土)13日(日)
      • 京都大学文学研究科新館(京都市左京区吉田本町)

《主題研究》

      • 佐野好則氏 アリストテレス『詩学』における叙事詩論について
      • 若林雅哉氏 『詩学』と(その)アダプテーション
      • 野津 悌氏 アリストテレス『弁論術』におけるトポス概念
      • 濱岡 剛氏 不平等をめぐる感情

《自由研究》

      • 藤田一美氏 詩作術の正当性と詩学の位置


第12回 プラトン『ゴルギアス』『プロタゴラス』

      • 2008年9月13日(土)14日(日)
      • 千葉大学社会文化科学系総合研究棟(千葉市稲毛区弥生町)

《主題研究》

      • 田中伸司氏 カリクレスとの対話においてソクラテスは何を達成しているのか
      • 中澤 務氏 『プロタゴラス』と『ゴルギアス』における快楽説
      • 栗原裕次氏 プロタゴラスの「大演説」に見る人間理解
      • 神崎 繁氏 ストア派によるプラトン『プロタゴラス』読解をめぐって

《自由研究》

      • 小池澄夫氏 『イデアへの途』後注


第11回 初期ギリシャ哲学

      • 2007年9月8日(土)9日(日)
      • 東京大学教養学部16号館(東京都目黒区駒場3-8-1)

《主題研究》

      • 永井龍男氏 ゼノンによる無限分割と時間における〈今〉
      • 森 一郎氏 ソクラテス以前のポリス――プラトンとペリクレス
      • 和泉ちえ氏 ピュタゴラス学派の学問論 ─アルキュタス断片B1とプラトン『国家』における五つの数学的諸学科─
      • 山本 巍氏 われわれに言語を語らせるもの──ヘラクレイトスの場合──

《自由研究》

      • 柴田 有氏 二世界論の祖型を求めて


第10回 アリストテレスの倫理学

      • 2006年9月9日(土)10日(日)
      • 駒沢大学(東京都世田谷区駒沢)

《主題研究》

      • 高橋久一郎氏 アリストテレスの「中庸」論はどれほど馬鹿げているのか?
      • 朴 一功氏 アリストテレスにおける<最も善きもの>の措定議論
      • 藤澤郁夫氏 アリストテレスの随意性論──強制文脈と無知文脈についての若干の考察──
      • 桑原直己氏 トマス・アクィナスと『ニコマコス倫理学』──徳倫理の継承およびその変容──

《自由研究》

      • 中川純男氏 初期ストア派の倫理学における「自然本性」の概念


第9回 プラトンの『テアイテトス』

      • 2005年9月10日(土)11日(日)
      • 東洋大学(東京都文京区白山)

《主題研究》

      • 渡辺邦夫氏 相対主義の貧困 ──『テアイテトス』169d-171d──
      • 入不二基義氏 プロタゴラス説の可能性
      • 田坂さつき氏 『テアイテトス』第一部の構造──「なにものもそれ自体一であることはない」(hen auto kath’ auto ouden estin, 152d2-3)をめぐる考察──
      • 今井知正氏『テアイテトス』第五議論の帰趨

《自由研究》

      • 宮内 璋氏 本質と形相


第8回 新プラトン主義の哲学

      • 2004年9月11日(土)12日(日)
      • 慶應義塾大学(東京都港区三田)

《主題研究》

      • 田子多津子氏 質料・基体・受け皿 ─プロティノスの『ティマイオス』解釈をめぐって─
      • 左近司祥子氏 プロティノスの独自性としての美の問題 ─V 5,12 を中心に─
      • 堀江 聡氏 ダマスキオスの『語り得ないもの』
      • 野町 啓氏 diataxis ─ポルフュリオス『プロチノス伝』の一考察─

《特別討論》 岩田靖夫氏のソクラテス像

      • 提題者: 篠澤和久氏 田中伸司氏 三嶋輝夫氏(兼司会者)
      • 応 答: 岩田靖夫氏


第7回 アリストテレスの『自然学』

      • 2003年9月13日(土)14日(日)
      • 学習院大学(東京都豊島区目白)

《主題研究》

      • 千葉 恵氏 力、運動、そして出来事
      • 中畑正志氏 自然を読む、『自然学』を読む
      • 上林昌太郎氏 不被動の起動者──『自然学』第八巻を中心に──
      • 植村恒一郎氏 「点」話法としてのゼノンの逆理

《自由研究》

      • 田中享英氏 哲学は何をどのように知って行くのか──プラトンの『メノン』を手掛りに──


第6回 プラトン『国家』

      • 2002年9月13日(金)14日(土)
      • 東京都立大学(八王子市南大沢)

《主題研究》

      • 伊集院利明氏 『国家』第三巻の「美」
      • 荻野弘之氏 詩人のいない国
      • 納富信留氏 『国家』中心巻への接近
      • 高橋雅人氏 自由の創設
      • 篠崎 榮氏 プラトンにとって正義とは何であったか


第5回 ギリシャの科学と人間

      • 2001年9月21日(金)22日(土)
      • 青山学院大学(渋谷区渋谷)

《主題研究》

      • 今井正浩氏 医学から「心身」の科学へ ─ヒポクラテス『神聖病論』第14-17節の解釈を中心に─
      • 免取慎一郎氏 ミアスマをめぐって
      • 山本建郎氏 アリストクセノスのハルモニア論(音階理論)について

《自由研究》

      • 内山勝利氏 プラトンの「対話篇」構造の意味するもの


第4回 アリストテレスの実体論

      • 2000年9月16日(土)17日(日)
      • 東京工業大学(目黒区大岡山)

《主題研究》

      • 渡辺邦夫氏 形相が内在するとはいかなることか
      • 今井知正氏 内属性と質料形相論
      • 金子善彦氏 実体の一性について ―『形而上学』H6におけるその「解決」をめぐって―

《自由研究》

      • 真方忠道氏 『何であるか』と『どのようなものであるか』 ―オーエン論文「個と一般」に寄せて―


第3回 プラトンの psyche 論

      • 1999年9月16日(木)17日(金)
      • 上智大学(四谷)

《主題研究》

      • 三嶋輝夫氏 エレンコスと若者の心 ─プラトンpsyche論への一視角─
      • 金山弥平氏 プラトン自然学における魂の役割─『パイドン』からの出発─
      • 桑子敏雄氏 風景とロゴス

《自由研究》

      • 廣川洋一氏 『忠告』としての哲学─アリストテレスの場合を中心に─


第2回 アリストテレスの倫理学と政治学

      • 1998年9月18日(金)19日(土)
      • 東京大学教養学部(駒場)

《主題研究》

      • 高橋久一郎氏 『政治学』における正義
      • 岩田靖夫氏 『政治学』における市民の概念」
      • 森 俊洋氏 エウダイモニアについて ─『ニコマコス倫理学』I.7とX.6-8をどう読むべきか─

《自由研究》

      • 松永雄二氏 〈こころ〉の哲学 ─プラトンの後期対話篇、特に『ピレボス』を中心にして─


第1回 ギリシャ哲学における対話と論争

      • 1997年9月27日(土)28日(日)
      • 東京大学文学部(本郷)

《主題研究》

      • 神崎 繁氏 ソクラテス的論駁とソフィスト的論駁 ─Euthydemus とTop. & Soph. El. ─
      • 加藤信朗氏 学習の可能性 ─『エウテュデーモス』研究─
      • 山本 巍氏 ソクラテスと対話法

《自由研究》

    • 天野正幸氏 『国家』における三つの比喩

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